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NokiaドイツチームがAndroid 4.4“KitKat”にかけて悪趣味なツイート

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Nokiaのドイツチームが公式Twitterアカウントで、Androidの最新コード名「KitKat」を利用してSamsungを攻撃するようなツイートをしている。

KitKatの有名な「Have a break, Have a KitKat」キャッチをパロディしたもの。本家KitKatは赤を背景にチョコレートバーのKitKatが半分に割れたイメージをパッケージなどに採用しているが、Nokiaドイツチームは同じく赤を背景にSamsungのGalaxyスマホが半分に割れた画像を貼付けている。Nokiaは端末事業をMicrosoftに売却することを発表しているが、このツイートは発表後のもの。

Nokiaはその長い歴史の中でゴム長靴を作っていたこともあり、Symbian/S60のNokiaになんとか対抗を図るMicrosoftという2000年前半の構図を、北欧のゴム長靴と米国のカウボーイブーツの戦いと喩えられたこともあった。だが、立場は逆転。あの当時こんなことになるとは誰が想像しただろう。

Nokianちなみにゴム長靴はNokian Footwearとして存続。Wikipediaによると、1990年にNokiaから分離し、その後Bernerに買収、Nokian Footwearブランドは残っているようです。

NokiaによるとMicrosoftはNokiaのブランドを10年間利用できるライセンスを購入することになっており、Lumia、Ashaの各ブランドも購入する予定とのこと。スマホ側では、LumiaとWindowsとで統一した新しいブランドになる可能性を示唆している。

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