Jollaの「Sailfish OS」がAndroidハードウェアとアプリをサポート
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Jollaが9月16日、自社モバイルOS「Sailfish OS」がAndroidとの互換性を実現したと発表した。これにはアプリエコシステムとハードウェアの両方が含まれる。これにより、Androidアプリは修正なしにSailfish OS上で直接動くことになり、さらにはAndroidハードウェアでSailfish OSが動くことになる。
ハードウェアレベルでのAndroidとの互換性により、Sailfish OSはAndroidのハードウェアエコシステムを利用できる。となると、メーカーによるSailfish OSの採用は容易になりそうだ。JollaのCEO、Tomi Pienimaki氏はプレスリリースで、「数社のアジアベンダーと話し合いを持っている」と記しており、アジアのメーカーによるSailfish OSスマホかタブレットが登場する可能性を示唆している(MeeGoのときもそういう話を聞いたけど実現しなかった。今度こそ!)。
Jollaは同時に、Sailfish OSベースの自社スマホの第2弾の事前予約を今週スタートすることも発表している。今回は地元フィンランドの顧客限定だそう。ちなみにMicrosoftによるNokiaの端末事業買収に触れ、「JollaとSailfish OSの戦略的ポジションが強くなった」とコメントしている。
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