ソニーが英Sony Ericssonを完全子会社化ーー欧州の携帯電話産業が弱体化
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26日にNokia(フィンランド)が初の「Windows Phone」搭載機を発表し、27日にはEricsson(スウェーデン)が英Sony Ericssonから手を引き、ソニーの完全子会社となる計画が正式に発表された。
Androidの勢いが否定できなくなった(=Nokia/Symbianが弱くなった)ころからいわれていたが、動きの速いスマートフォン分野で(携帯電話では先行していたはずの)欧州は勢いを失っている。
Siemensが携帯電話を作っていた時代もあったが、Sony Ericssonがソニーの完全子会社となることで、欧州のメジャーな携帯電話メーカーはNokiaのみとなった。そのNokiaは米MicrosoftのOSを採用、ソフトウェア/プラットフォームの重要性が高まる中で一か八かの賭けに出た。
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