オルタナティブ・ブログ > 欧州の視点 >

あまり紹介されることのない欧州系ITニュースが読めるブログ

EUブラウザ選択画面の効果あり、ダウンロードは相変わらず好調とOpera報告

»

欧州で今月スタートしたMicrosoftによるWindows/IEユーザー向けWebブラウザの選択画面の経過に、Opera Softwareは大満足のようだ。

Operaによると、同選択画面を経由した最新版「Opera 10.5」のダウンロードは欧州全体で130%増、全体のダウンロードに占める選択画面経由のダウンロードは53%という(集計期間は3月12日から3日間)。

詳細はOperaのリリースを参照いただきたいが、伸びがすざましいのがポーランド(328%増)、スペイン(215%増)、イタリア(202%)など。

OperaがEUに苦情(OSとブラウザのバンドルについて)を提出したことで、EU独占禁止法訴訟につながり、和解案として考案されたのがこの選択画面だ。2月のバルセロナでも、Operaの共同設立者のJon von Tetzchner氏は大きな期待を寄せていた。

Comment(0)