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「Android」で世界ナンバー2目指す、LG

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世界第3位の携帯電話メーカーLGが野心的な目標を公言している。2012年、同じ韓国ベースのライバル、Samsungを追い越し、ナンバー2になる、というのだ。

LGは長くナンバー2の座にあったMotorola、トップ3入りを目指してきたSony Ericssonの2社の不調が追い風となり、Gartnerの調査では2008年第4四半期より台数ベースで世界ナンバー3を維持している。

昨年は1億1700万台を売り上げた同社、2010年の販売台数は前年比20%増の1億4000万台を狙う。販売台数1000万台のヒット端末をすくなくとも4機種出したいとのことだ。

成長の核は、急成長セグメントであるスマートフォンだ。スマートフォンでは後発の同社だが、「iPhone」ブームにあやかったタッチ搭載スマートフォンが好調だ。ここでは、Android、Windows Mobile、LiMoをプラットフォームに挙げているが、中でもAndroidは戦略的なプラットフォームとなりそうだ。LGはこれまでもハイエンドを狙ってはいなかったと認識しているが、スマートフォンでも同様に、これまで自社携帯電話を使ってきた中間層(=スマートフォンビギナー)に照準をあてるという。この層は規模が期待できるので、優れた端末と価格を実現すれば台数を稼げそうだ。

このところ、これまで2番手層だった韓国勢の強気な発言が目出つのが気になる。

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