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EU、ロボット開発を倍増、4年で4億ユーロ投資へ

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欧州委員会(EC)はロボット分野を強化するにあたり、ロボットの研究開発に2010年までに総額4億ユーロを投資するという。これまでの投資額の約倍になるとしている。

主として、産学連携を強化し、産業化と競争力強化につなげる狙いのよう。現在、産業ロボットの3分の1が欧州で製造されており、今後も重要な部品の製造を欧州にとどめることで、アジアに対抗しようと考えているようだ。

ECが引用しているIFR(国際ロボット連盟)の数値によると、製造現場で利用される産業ロボット市場は現在、40億ユーロ市場で、2010年まで年成長率4.2%増で成長する予想という。これに対し、新しい分野であるサービス分野でのロボットは、2010年まで10~15%という年間成長率が予想されているという。

2007年、各国の政府機関によるロボット分野投資額は、韓国(政府先進技術プログラム)が2億5000万ユーロ、EUが1億ユーロ、米国(国立科学財団)が1500万ユーロ。日本(経済産業省)は1150万ユーロだった。ユーロで換算すると、為替相場の影響がありそうだが。

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