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グリーン・ブームを受け、携帯アプリ登場

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このところ、欧州でもグリーンがブームだが、先週末、欧州委員会(EC)のリサーチャーが日々の二酸化炭素排出量をチェックできる携帯電話用アプリケーション「mobGAS」を発表した。

mobGASは、料理、交通機関の利用などの日々の活動で自分がどのくらい炭素を排出しているのかをチェックできるアプリケーション。二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素の3種類の温室効果ガスを調べられる。ユーザーはWebサイトで自分がどのくらい炭素を排出しているのかを日単位、週単位、年単位で確認でき、世界や国平均と比較できるという。

アプリケーションは無料。EUでは、個人が意識するだけで、二酸化炭素排出に大きな影響を与えられると期待している。

ゴミ袋持参がまだ少数派のフランスでも、このところ環境問題にスポットがあたっている。それでも、アパートのゴミ置き場に行くと、紙、生ごみ、ビニル袋、空き缶、空き瓶などが同じゴミ箱に入っている。私の住む市では、家庭のごみは3種類に分けるようになっているが、これを見るとまともに分類するのがばからしくなってしまう。

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