iPhone、フランスで発売開始
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Appleの「iPhone」が28日、フランスで発売開始となった。フランスでiPhoneを提供するOrangeは同日18時30分、シャンゼリゼに新しくオープンしたショップなど12の店舗でiPhoneを売り出した。
Orangeは「Orange for iPhone」という専用契約付きのiPhoneを399ユーロで提供(契約は期間2年・月額49ユーロ〜)、ほかの自社契約プランの場合は549ユーロで提供する。契約なしの単体の場合は649ユーロ。ロック解除手数料は、最初の6ヶ月間が100ユーロ。というわけで、T-MobileのSIMフリー版999ユーロよりも安くなった。
同社では、年間の売り上げ目標を10万台としている。
OrangeはiPhoneで「Virtual Voicemail」を提供する。ボイスメールをリストで表示し、誰からのメッセージかをみてから聞くことができるというもの。通常の留守番電話の場合、最初から順番に聞かなければならないが、これならば電子メールのような感覚で選択して聞くことができる。
いつか書こうと思っていたのだが、Orangeは常にAppleファンを狙ってきたと思う。同社のブロードバンドモデム「Livebox」(写真)もAppleを意識したようなデザインだし、Liveboxの広告ではたしかMacBookを接続していた。
このiPhoneだが、街頭で配っている無料の新聞のオンライン調査によると、66%が「興味なし」。「気になる」は12%で、「興味あり」は22%とのこと。
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