ベンダーと業界団体が後押し、Linux携帯電話
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Linux携帯電話に関する調査レポートが今月初めに出ている。
それによると、商用LinuxをOSに搭載した携帯電話の出荷台数は、2007年は810万台を予想しており、5年後の2012年には1億2700万台に増加する見込みという。
このLinux携帯電話の成長の大きな要因となっているのは、1)Trolltech、ACCESSなどが提供する携帯端末向けLinuxソリューション、それに、2)端末ベンダーやオペレータが結成している各種業界団体における仕様策定などの取り組みの2つ。
この報告書を作成したABI Researchでは、RTOSの代替としてのこれまでのLinuxの強化・改善を評価しつつも、今後の課題として、LinuxソリューションのTCO評価、サードパーティ開発者向け標準API策定の必要性などを挙げている。
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