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Nokia Worldで感じたこと

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30112006_078Nokia Worldが無事終了した。

Nokiaは名前を変えつつも、10年前からこのようなパートナーイベントを行っており、初回(1996年)の参加者はわずか35人だったとか。それに比べると、携帯電話市場は大きくなったものだ。

感じたことをまとめると、端末に関しては、単なる携帯電話メーカーではなくなる日は近そうだということ。後は、Nokia=携帯電話のイメージをどのように操作していくかだろう。Appleの「iPhone」のうわさもあったりと、ライバルはあらゆる方向に見つけることができるし、Nokia自身もゲームやタブレットPCなどテリトリを拡大しようとしている。

なお、ビジネス向け「Eseries」ブランドでのコミュニケーターが登場するようだ。WiMAXサポート端末は2008年を予定しているとのこと。

ソフトウェア側では、Nokiaはこのところ、音楽ではLoudeyeを、地図・GPSではgate5を買収するなど、コンテンツ側にも力を入れているが、このことがどうでるのか。

29102006_010一番印象的だったのは、Nokiaを大きくしたJorma Ollila氏を今年6月に引き継いだ新CEOのOlli-Pekka Kallasvuo氏。NokiaのイメージそのものだったOllila氏とはタイプが違うので、当初はCEOとしてどうなんだろう?と素人目に思ったのだが、就任後最初のビックイベントだったネットワーク事業でのSiemensとの合併が順調に行きそうなことが自信につながっているのか、ステージに立つ姿はなかなか。マイケータイは、日本にも登場する「E61」らしい。

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