欧州ユーザーの2割以上がFirefoxを利用
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Mozilla FoundationのWebブラウザ、Firefox。バージョン3.0のアルファ1がリリースされたところだが、欧州のFirefox人気は引き続き上昇中のようだ。
仏XiTiの11月度欧州30カ国のFirefox利用動向調査によると、欧州ユーザーの23.2%がFirefoxを利用しているという。これは半年前の今年4月の19.4%から3.8ポイント増となる。なお、4月以降毎月この利用率は伸びているという。
欧州30カ国のうち、いちばんFirefox利用率が多かったのはスロベニア。40%の大台に乗っている。次いで、フィンランドの39.3%、ポーランドの33.6%。30%を上回ったのは30か国中7カ国あった。最も低いのはアンドラ公国(フランスとスペインの間にある小さな国です)の12.3%、スペインの13.7%。なお、フランスは20.7%と平均的。
フィンランドは別として、オランダ(14%)、デンマーク(15.5%)などのインターネット先進国では利用率が低く、2位のポーランドやスロバキア(32.8%)など中欧・東欧が比較的多いのはおもしろい結果だと思う。
XiTiによると、欧州は、北米(14.5%)やアジア(11.8%)よりもFirefox利用が進んでいるが、世界6地域のトップはオーストラリア・ニュージーランドの23.4%という。
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