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HSDPA、欧州初のハンドヘルドがT-Mobileから

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Dl_mda_vario_ii_linksHSDPAの機運が少しずつ高まっている欧州、オペレータは3Gのときと同じように、まずはデータ通信カードからローンチしている。8月15日には、ドイツ、英国などの市場で展開している大手オペレータ、T-MobileがHSDPAをサポートする最初のハンドヘルドデバイスを発表した。

T-Mobileが発表したのは、台湾HTC製の「MDA Vario II」(左の写真)
。WiFiもサポートしたHSDPA端末で、スライドするとqwertyキーボードが現れるというビジネスユーザー向け。OSはWindows Mobile 5.0を搭載した。すでに英国とドイツで販売を開始しており、オランダ、オーストリアなどでも、間もなく販売開始という。価格は英国で299ポンドというから、約6万円。なお、同社のHSDPA、通信速度は下り1.8Mbps~3.6Mbpsとしている。

一方、3G専門オペレータの英3は、クリスマス商戦にあわせてHSDPAサポート携帯電話を揃える予定という。なお、フランスではSFRがSamsungの携帯電話、データ通信カードと両方を提供済み。HSDPAをサポートした携帯電話は、今年の年末商戦で最初の波を迎えそうだ。

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