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最大手Windows携帯端末メーカーのHTCが自社ブランドで端末提供へ

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台湾のHTCが欧州市場にて、自社ブランドでWindowsスマートフォンを展開する。

これまで同社は、仏Orangeや独T-Mobile向けにオペレータカスタマイズ端末を提供してきたが、今回の3Gをサポートした2機種(TyTNとMTeoR、詳細はこちらへ)は、初の同社ブランドでの提供となる。なお、Qtekブランドでの製造は停止する模様。

欧州市場における台湾の携帯電話ブランドとしては、Siemensのモバイル事業を買収したBenQに続くものとなる。

知名度は低いかもしれないが、初代Compaq iPAQをはじめ、Windowsスマートフォンの多くが同社製であり、今回の動きがどのようなインパクトを与えるのか注目したい。

また、Linuxでは米Motorola、英Vodafone、日本のNECとパナソニックが組んだようで、英Symbian優勢のスマートフォン市場が活気付きそうだ。

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