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フィンランド・ヘルシンキ、23時

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6月12日、早朝にパリを発ち、北欧フィンランドは首都ヘルシンキにやって来ました。

緯度の高いこの国は現在、一年でももっとも日照時間が長い時期。今日の夜、いったい何時に暗くなるんだろう。ちなみに、現在23時。下の写真は、ホテルの部屋からの眺めです。

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フィンランドは、欧州の北に位置する小国ですが、IT業界でフィンランドという国の名前が持つ威力は大きいのではないでしょうか。やはり、Linuxの“L”、Linus(Torvalds)の出身地が最初に浮かびますね。

それから、携帯電話の最大手、Nokiaの本拠地もあります。最近ではセキュリティ企業のF-Secureも、ブログを用いてウイルス警告を出すという速報体制が奏功して、知名度を上げているようです。

今回のヘルシンキ訪問の目的は、Nokiaです。明日13日から2日間開催される報道陣向けカンファレンスに出席し、ITMedia Mobileさんに記事を執筆する予定です。重要なニュースはニュース記事で紹介するとして、こぼれ話などをこのブログで報告するつもりです。

個人的には、ヘルシンキといえば、昔、ジム・ジャームッシュ監督の「ストレンジャー・ザン・パラダイス」という映画を観たときに初めて覚えた都市名です。響きがなんだかかっこいい。それは、映画を観たからかもしれませんが(というわけで、今回のタイトルなのです)。

ちなみに、フィンランドは教育制度の充実とともに、高いIT成熟度でも知られています。英経済紙と米IBMが実施した「The 2005 e-readiness rankings」という調査では、第6位にランクインしています。

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