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デジタルとアナログの間を行ったり来たり

ネットラジオのある生活

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 いまさらだがネットラジオをつい最近ようやく購入した。

 前から買うと心に決めていたが、つい先延ばししていた。「それでは物欲ライターになれないよ」とからかわれたりするが、あまりにおそれおおい(笑)。

 動機はお目当てのラジオ局、サンフランシスコの96.5 KOITとニューヨークの106.7 Lite fmだ。どちらも現地で見つけて気に入った。地域に根ざしていて少しトークがあるのもいい。日本にいると昼間に未明の時報を聞くことになるが、それもまたその地に思いをはせることができて面白い。

 これまでそれらが聞けるかどうか確証が持てなかったのと、逆に言えばパソコン経由で聞ければ足りるということでそのままにしていた。だがiTunesで聞けるKOITはいいとして、Lite fmはパソコンに負荷がかかるとレコードの針が飛ぶように音が飛ぶ現象も出ていた。

 あとやはりこれらのラジオ局だと特にそうだが、パソコンを消した後のくつろぐ時に聞きたい。パソコン経由ではなくラジカセから聞きたいと思ったのだ。

 そんなこんなでようやくBibioを購入した。KOITはSHOUTcastで聞けることがわかり、プリセットの1番に登録した。ただLite fmはどうも探せない。代わりにNewYorkReview.Orgを見つけたが余裕があればもう少し探検してみたいと思う。

 ついでにわが家にはトランスミッタの在庫があり、小型ラジオを持ち運べばほぼ家中どこでもネットラジオを聞けるようになった。

 今はパソコンを消してもまだネットラジオの音が聞こえる。「ラジオっぽい」と妙に感激している。

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