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専門的な情報を、立場の違う人に「分かるように説明する」のは難しいものです。このブログは「技術屋が説明書や提案書を分かりやすく書く」ために役に立つ情報をお届けします。

技術屋のためのドキュメント相談所、始めます

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 世の中に、技術屋さんは大勢います。
 そして、技術に関わる問題を立場が違う人に説明することがうまくできずに困っていることが多いものです。
 例えばこんな悩み、身に覚えはありませんか?

・ケース1:
ユーザーさんに提出するシステム仕様の説明書や障害報告書について、「専門用語ばかりで分かりにくい」と言われてしまいます。

・ケース2:
自社の現行のシステムには重大な懸念事項があるため、早急に対応する必要があることを報告したのですが、取締役に「お前の話は要するに何が言いたいのか分からん!」と言われてしまい、かといってどう伝えれば分かってくれるのか見当もつかないので、気力がくじけてしまいそうです。

・ケース3:
ユーザーから要求仕様のヒアリングをすると箇条書きがたくさんできますが、箇条書きのままだと全体としてどう関連付いているかが分からず、ユーザーとイメージを共有できません。そこで全体のイメージを要領よくまとめた図に表したいのですが、どう書いていいのか分からず困っています。

 そんな技術屋さんの強い味方になるのが「分かりやすく書く力」、特に「図解の力」です。
 このブログでは、技術的な情報を「わかりやすく図解する」事例を中心に、技術系ドキュメント・コンサルタントの開米瑞浩が、ドキュメントの悩みを解決するためのヒントをお届けします。

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