満足度と給与の関係など、給料に関する情報をまとめたインフォグラフ
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クレイア・コンサルティングの調です。こんにちは。
一週間のお休みをいただいておりましたが、本日から再開します。
今日はアメリカ本家lifehackerで取り上げられていた、Daily InfographicのSalary Tutorというインフォグラフをご紹介。
給料に関する様々なファクトが紹介されています。
The Salary Science Infographic Tells You When to Negotiate for a Raise, Who's Happiest in Their Jobs, and More
給与の科学に関するインフォグラフが伝える、昇給交渉の最適なタイミングや、仕事で最も幸福感を得ている人や、その他の情報
パッと眺めていただくだけでも大意はつかめると思いますが、文字の多い部分をいくつか訳出してみます。
(クリックで元画像へ飛びます)
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Not all employees should expect their salary to keep pace with 3.6% inflation
すべての社員が3.6%のインフレ率に連動した給与の上昇を期待できるわけではない。
- HIGH Performers(ハイパフォーマー): 4.0%
- AVG. Performers(平均的パフォーマー): 2.7%
- LOW Performers(ローパフォーマー): 0.7%
平均的な評価でもインフレ率ほどの昇給は見込めないということのようです。
Most raises are given out in January, June, & July. This means you should plan your request in the weeks, or month, prior.
たいていの昇給は1月か6月あるいは7月に行われる。したがって、昇給の要求を出す場合は、このタイミングの数週間、あるいは数ヶ月前に行うのが望ましいといえる。
日本だと半期ごとのところが多いですが、結果的に似通うことになるんでしょうか。
Studies have found that both weight and height can have a significant impact on male and female annual income.
研究によると、体重と身長は男女それぞれの年収に大きなインパクトを与えうることが分かった。
男性と女性だと結果が逆転しているところが面白いですね。女性は13.6kg(30ポンド)平均より重いと年収が下がるのに対し、男性は上がる。逆もまた然り。また、Fortune500のCEOの30%が6フィート2インチ以上(187cm以上)とのことですが、実際には人口の3.9%しかいないとのこと。
図の下側はいろんな職業の年収と仕事の満足度(幸福度)がまとめられています。
プリントン大学の研究では給料が$75,000($1=76円として572万円)を越えると、それ以上稼いでも満足度には影響しないとの結果が出ているようです。
消防士の満足度(90%)が飛びぬけていますね。そして最も給料の高い外科医の満足度がそれほど高くないという。。。
また、記事の中のコメントで面白いのは、
- Googleはフランスにおけるプライバシーの侵害で$142,000の記録的な罰金を科せられたが、Googleはこの金額を2分半で生み出すことが出来る。
- Virgin Galacticの宇宙飛行士になると$200,000の給料がもらえるが、創業者のブランソン卿は60時間働くだけでこれを稼ぐことが出来る。
いやはやなんとも(苦笑)。
とはいえ、給料と満足度が必ずしも一致しないのが仕事の面白いところ。また、組織や場の雰囲気でもモチベーションは大きく変わりますね。まさに人事が八面六臂の活躍が出来る場なのではないかと思います。
ご一読ありがとうございました!引き続きよろしくお願いいたします。
満足度調査や人件費のシミュレーションは、当社の得意とするところです。どうぞお気軽にお問い合わせを。
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