「楽天銀行」誕生おめでとうございます。
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昨年8月に楽天が約200億円出資して、さらに今年2月には、連結子会社化したイーバンク銀行ですが、今月晴れて、「楽天銀行」に商業変更すると発表されました。同行の本店所在地も、楽天本社と同じ場所に移転するということで、名実ともに、「楽天銀行」になったように思えます。
言うまでもなく、楽天グループの顔は、三木谷浩史氏であり、氏が旧日本興行銀行出身のエリートでありながら、その道を外れ、起業家として頭角を現し、巨大企業グループのトップにおられるのはあまりにも有名な話です。私が見る限り、大企業のひとたちと比べてもひけをとらない礼節のある「伝統的」な面と、ベンチャー起業家の野心・行動力といった「革新的」な面の両方を兼ね備えているように見えます。
楽天グループは、傘下に多くの企業を抱えていて、そのなかには、証券、クレジットなど金融系もいくつかあります。また銀行にしても、東京都民銀行との提携などを通じてノウハウやシステム構築などを進めてきていましたが、今回、この「楽天銀行」ができて、元・金融マンの三木谷氏としては、ひとつの達成感があるのではないかと思います。
今後、この銀行が、氏のイメージそのままに、伝統的なサービスと、革新的なサービスを提供できる銀行になることを期待しています。
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