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外資系金融機関を担当する経営コンサルタントの活動記録 ~ プライスウォーターハウスクーパースの高橋正敏です。

どうして英文科なんかに行ったのだ!

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フジテレビ開局50周年記念のドラマは、山崎豊子氏原作の「不毛地帯」になるそうです。前回45周年記念ドラマだった「白い巨塔」のときも夫婦で熱狂的に観ましたが、これもまた、大いに楽しませてもらえそうです。

ご存知、この作品は、本大本営参謀だった主人公がシベリア抑留を経て、戦後の高度経済成長のなかでの総合商社に勤務し、ビジネス戦争を戦うというスリリングなお話です。学生時代、商社で働くことを夢見ていた私にとってのイメージそのままの世界で、細かいことを抜きにしても、ああかっこいいなあ、と思ったものでした。

大学のとき、そんな憧れの某商社へ面接に行った時のお話。

役員(のような大物の雰囲気のあるひと)が私の履歴書をちらっと見て、

「何?英文科なのか?」と言いました。

「はい」

「どうして英文科なの?」

単なる質問と捉えた私は、昔から本が好きだったこと、英語を通じて世界を知りたい、などを説明しました。

そして再び、、、

「だから、男なのに、どうして英文科なんかに行ったのだ(怒)」

と、なぜか大声で叱られて(笑)、その面接が終了したのでした。

あれから10数年、今の職場には色々なバックグラウンドを持った人間がいますが、男で文学部系の出身は見たことがありません。色々なひとがいますから今ではそれさえも意識しませんが。ただ、そういう職場にいられることは幸せなんですね。。。

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