「ドジっ娘リーダー奮闘記」を読みました!
「ドジっ娘リーダー奮闘記/秀和システム」 は、リーダー視点で大切なポイントを整理しながら、新米リーダーの”しんこちゃん”が先輩リーダーの”輩田さん”の指導のもと、一人前のリーダーに成長していく過程が描かれている書籍です。
出版が発表される少し前、著者の小俣さん(敬称略)とは懇親会で隣の席になって、お話する機会がありました。学生時代にアルバイトをしていた会社にそのまま就職されて、現在は同会社の代表取締役になられているとのこと。テレビや雑誌で紹介されそうなストーリーに、私自身を照らし合わせて暗くなりそうだったことを記憶しています。
ただ本書誕生の経緯を考えると、克服すべき問題や悩みが少なからずあったことは容易に想像ができます。次々と個性豊かな人物が登場して軽快に展開するストーリーも、また少し異なった印象も持ちながら読むことができました。
紀伊国屋書店@新宿南口(携帯電話の付属カメラにて撮影)
実はオルタナブロガー執筆本をいただいて、読破後に感想を書くまで至っているのは今回がはじめてかもしれません。対話形式で分かりやすかった点や個性的な登場人物が退屈させない点など、鈴木さん(敬称略)のアレンジが生きているのかなと思っています。追って他オルタナブロガーの執筆本も ... 不精でスイマセン。
読み進むうちに、学生時代に所属していた体育会や、以前働いていた会社でお世話になった先輩や上司が思い起こされましたね。組織に所属して仕事を頑張っていればリーダーを務める機会はやがて訪れる可能性が高いです。そのリーダーの働きがチームの勝敗、あるいは会社の成否に直結するのを、誰もが実際に見ているのではないでしょうか。リーダー的なポジションに不慣れな人は、何に注意したら良いのか、本書は効率的に教えてくれると思います。
私が働く会社は第2期が終わったばかり。現状チームと呼ぶには少数先鋭すぎるところがありますが、それでも本書から得られるヒントは少なかったように思います。人を育てることの大切さに気づかせてくれると同時に、新しい夢を見させていただいた一冊でした。