【UTAU】新しい自作音源を使い、物まねスタイルでUTAってみた【マツオロイド】
引き続きUTAUの実験。
通常の場合、UTAU音源を作るには「あいうえお」に始まる150くらいの音素を収録して、さらに原音調整という骨の折れる作業をする必要があるのですが、サンプル曲に必要な音素だけならば、最小の収録音数ですむはず。というわけで、曲を決め、その曲に必要な音素だけを録音することにしました。
曲はガッチャマン。よくカラオケで物まねでうたっているので、音源収録時に特徴が出せるかもという淡い期待のもと、この曲に必要な約50音を今朝収録し、軽く原音調整してみました。
そのうえで、標準マツオロイドで使ったUSTファイルを流用してUTAわせてみたのがこちら:
出だしの部分はかなり特徴が出ているのではないかと思います。今回の収録では英語っぽい母音の発音を強調し、できるだけ押しつぶした鼻声になるようにしました。やはり音質は物まねでしかないため均一にはならないのですが、おもしろい実験にはなったのではないでしょうか。
音質がくっきりでノイズの少ない謎の新エンジン「m4」を使うことで、ぼくのような素人が歌い方を変えるだけで、使用楽曲にも違いが反映されることがわかったと思います。
元の歌のニュアンスをしってもらうため、あくまでも実験として(笑)、同じ曲を物まねで歌ってみました。
カラオケで無理矢理聞かされているような雰囲気になれましたでしょうか? カミサンからはそのまんまだと評価をもらいました。そりゃ本物だからね(物まねだけど)……。やっぱりピッチの狂いとか気になりますね。そういうところは今後、UTAU版のほうに置き換えてズルしてみるとか。あと、ビブラートがかかってないとかもUTAU音源なら。
さて、次に、昨日投稿した、素に近い音源のほうのサンプルがこちら:
こちらは、カミサンからぼくっぽいが「ていねいに、感情をいれずに歌ったみたい」と言われました。
あ、ニコニコ大百科にマツオロイドを書いていただきありがとうございます。