外見的にiPhoneに対抗する方法を安直に考えてみた
iPhoneが愛されたのは、あの絶妙な画面サイズのタッチ方式というのがあったと思われます。それに対抗するものとして登場した3つのiPhoneワナビー(あえてキラーとは言わない)の特徴は簡単にいうとこんな感じ:
・T-01A:液晶サイズはiPhoneよりかなり大きい。角張っている
・HT-03A:液晶サイズは若干小さく、まるっこい
・Palm Pre:液晶サイズは若干小さく、さらにまるっこい
おそらくT-01Aは女性のユーザーを考慮していないくらい大きく、そのかわりに大画面を望む男性ビジネスユーザーにとって魅力的なものになっています。それは林雅之さんや吉川日出行さんのエントリーでおわかりかと思います。
HT-03AはHTCの2代目AndroidであるHTC Magicがベースとなっており、初代のHTC Dreamと違ってキーボードレス。見た目はチープですが、てのひらにすっぽりとおさまる(少なくとも男性には)サイズがいい感じ。
Palm PreはさHT-03Aよりもさらにまるっこくて、そのうえにキーボードがスライドで出てくる。おそらく男性にも女性にも好まれるインタフェースではないかと思われます。
種々の事情により「iPhoneはどうしてもいや」という層に受けているのは(日本で売られていないPalm Preは別にして)、T-01Aと思われます。
画面が大きいサイズと、てのひらにすっぽり、その2つのニーズがあって、いまのところは男性ビジネスユーザーに好評なT-01Aのほうが受け入れられている。両方をカバーしようとすると、iPhoneサイズになってしまう。それで独自性を出そうというのは難しいような気がします。
そうすると残されたのは、
・細長い
・幅広い
・ひたすら薄い
このくらいしか残されていないはずで。幅広いのは別にして、細長い、薄い、をウリにしたものは必ず出てくるかと思われます。
あとは奇策として、
・2画面折り畳みで両方タッチ
・自分撮りカメラ搭載
・女性が押しやすい感圧式
・閉じればてのひらサイズ
・ブラウザは2画面対応
てのを考えたんですが、どうでしょう。既存のスマートフォンOSだと難しいけど、ガラパゴスの独自開発機能を生かして一気に作っちゃえばけっこういけそうな気がします。2画面対応ブラウザだと既にOperaがニンテンドーDS用に開発しているので流用はきくかな。
そう考えると、DSケータイ。それしかないように思える(笑)