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ある時はコンピュータの製品企画担当者、またある時は?

自家用車を考える

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我が家の車もそろそろ13年にもなるので買い換えることとした。エンジン始動時にはファンベルトが滑っているらしくキーキー音を立ててうるさくて恥ずかしいし、それを修理してもらったら今度はオイル漏れを追加で指摘された。他にも電気系統でろくに動かないところも騙し騙し使っているのだが、修理費もバカにならないしもう十分だろう。補助金ももらえるし、良い機会とばかりにディーラー巡りをして、ま、こんなものかというモデルに決めた。特に車に対する思い入れが強いわけではないので、何の変哲もないセダンである。納車まではまだもう少し時間がかかるので、楽しみにしているところである。

当初は1ヶ月もあれば納車されるだろうと呑気に構えていたら、人気車種についてはとんでもない話で、プリウスなんぞは半年待ちだとか。さすが皆さん省エネルギーの意識が高い。でもノートPCのと同じリチウムイオン・バッテリーを搭載しているわけだし、その寿命なんていいところ3年くらいではないのと営業マンに聞いたところ、それは僕の大きな誤解で10年以上(本当か?)持つらしい。3年毎にバッテリー交換などということになったら、多大な保守費用がかかるなという心配は無用だったようだ。でも世の中にそんな長持ちするバッテリーなんてあったとは正直言って知らなかった。なら10年とまで言わないから、せめて5年くらい持つバッテリーをPCに搭載して欲しいな。最近は特に「持ち」が悪いのでね。

ハイブリッド・カーとまで行かなくても、正確には環境対応車普及促進税制と呼ばれる長ったるい名前の税制(要するに減税)が適用される車種は結構ある。ただ同じメーカーの車の中でも、小型のやつが減税非対象であるにも関わらず、3.7リットルものエンジンを搭載した大型のが対象、などという矛盾があったりする。車重によって達成基準となる燃費を定めているのでそうなるらしい。車重が大きければ、それだけ燃費が悪くても良いって事なのだろう。理屈はわかるんだけれど、どうもしっくり来ないな。車重に関わらず、燃費だけで減税適用を決めるようにすれば、自然と小型車の方に目を向けるようになるはずだ。ただ、それだと経済状況を好転させるための原動力としては望ましくないって事か。

それにしても街中を乗り回すのに、どうして3.7リットルなんてこんな大きな車が必要なんだろう。セダンタイプだとせいぜい5人しか乗らないはずなのに。かつてに比べるといわゆる3ナンバー対象車種の割合はずいぶん増えているような気がするのである。昔はたまに見かける程度の大きな車だったのが、今や当たり前に街中を走っている。先端技術を追いかけるのもよいけれど、「平均値を何とか上げる」ための施策も必要なのではないだろうか。

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