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ある時はコンピュータの製品企画担当者、またある時は?

ETCで行く連休の旅行

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家族旅行に出ていたので、先週はブログ更新をお休みさせていただいた。毎週必ず更新するとどこかで約束したわけではないのだが、週に一度は更新することを自分に何となく課している。仕事柄何かと文章を作る必要に迫られることも多いので、実は半分くらいは作文の練習のつもりである。たださすがに旅行中は一次休止した。ブログは自己表現そのものだから定期的に更新をしないと眠れない、というほどの筋金入りブロガーではないのである。いやむしろ作文をしないで済むなら、そのまま逃げ切ってしまいたい方なのである。

というわけで、会社の保養所があって手頃な料金で宿泊できることでもあるし、これでもしかしたら4度目かもしれないが、例年とあまり代わり映えすることなく山中湖畔に車で出かけたのである。例年と異なるのは、高速道路のETC優遇措置の恩恵にあずかろうとした事である。僕の場合は旅行計画が先にあって、ETCの優遇措置は後から気づいて手続きを開始したのであるが、こういう時に専業主婦がいるのは心強い。ETCカード、車載器、さらには車載器取り付けの申し込みやらといった事務処理一切について、我が家における作業日数をほぼゼロでこなすことができたのである。今にして思えば、ETC機器取り付けに異様に執念を燃やしていたような気がする。機器を搭載しようと思い立ったのが3月初めで、実際に取り付けを完了できたのが旅行前日の5月2日だったから、危機一髪(?)である。僕と同じような考えの人が殺到していたのだろう。2ヶ月の準備期間のほとんどは、ETCカードや、車載器の到着待ち時間だったのである。

ETCを持っていない時は、料金所で一時停止することくらい、全く抵抗を感じることはなかった。いやむしろ、一時停止しないで済ませることのために、何万円も投資をするとは何と無駄なことかと思っていたほどなのである。だがいざ搭載してみると、一時停止をしないで済む数秒間の時間と、高速道路料金の割引も得られるわけだから、かなり得した気分になれたことは事実である。普及させたいのならば、何か明確なメリットを提供するという至極当たり前のことを以前から施策として打ち出していれば、僕だって早くからETC車載器を搭載していたかもしれないのに。

誰もが同じことを感じるわけだから今年の渋滞は特にひどかったようだ。朝6時から数十キロもの渋滞ができあがり、むしろ午前でも遅めの時間帯になるにしたがって渋滞が解消していったらしい。おかげで2泊3日の旅行日程において、遅めの出発と早目の帰宅を心がけるはめになった。ただ昨年の経験に学んだのは、渋滞にはまらずに山中湖付近から富士サファリパークに行くためには、のんびりと朝食を取っている暇はないという点だ。今回は朝食も取らずに保養所を出発したので、1時間の道のりを5時間以上かけるような昨年の轍は踏まずに済んだのだが、それでも40分程度の渋滞に巻き込まれたのである。人出のピークを避ければ済むことなのだが、残念ながらそうも行かないのが悲しいところである。

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