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ある時はコンピュータの製品企画担当者、またある時は?

アメリカのおみやげ

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前回はアメリカ行き、今度は帰りの飛行機の中でこれを書いている。たまの出張なので10時間を超すフライトにもなると、時間の使い方に要領を得ない。ブロイラーよろしく食べる、寝る、後は映画を見る、のどれかしかすることがない。本でも読もうと持ち込んだりもするのだが、全く集中することができない。仕方ないので、今回は機内でノートパソコンを開いて少々の作業をすることにした。

PCのバッテリーなんてたかだか2~3時間程度の連続使用にしか耐えないのだが、今度はちょいとした機材を買い込んだので、実質的に無制限である。滞在中にあちこちの店でやっと探して買った物がうまく使えているので少しうれしい。成田空港にも7000円近くで売っているのを見つけたのだが、たまの出張のためにそんなに投じるのは惜しいと思ったので、アメリカで何とかもっと安いやつを探してやろうと思ったわけである。

いつからそうなったのかは知らないが、少なくともアメリカン航空ではビジネスとファーストクラスの座席にはDC電源がある。これが特殊なプラグなので、Airline Compatibleと称する専用のケーブルをWalmartにて28ドル弱で買ったのである。さすがWalmart、食料品からちょっとした電化製品まで何でもあるものだ。そして飛行機内で無制限にPCを使えるというのは、ちょいとした自慢である。

他に買ったものの一つに、普通の食料品スーパーで売っていたスターバックスのコーヒーがある。日本でも買えるのだけれどもこれが安い、というか日本ではブランド料が高いのだろう。僕の好きなスラウェシとかスマトラは250グラムで買うと、確か1300~1400円くらいはしたと思うが、あちらのHyVeeという現地のスーパーでは340グラムで全商品一律8ドルだった。思わず安いとばかりにスマトラを買ったのだけれど、後で見たらWalmartでは7ドルだった。やられたと思ったが、340グラムで日本円に直すと900円程度なので断然お得である。ざっと日本の半額であろうか。

あとアメリカに来るといつも探すのはメイプル・シロップ・クッキーである。3ドルちょっとで売っており、日本でも探せば輸入菓子コーナーに売っている。アメリカの菓子類でうまいものはあまりないのであるが、これは数少ない例外だと思っている。持ち込みは絶対に無理なのだけれど買って帰りたいと思ったのは、トロピカーナのオレンジ・ジュースである。日本だと1リットルで安くても300円くらいはするだろうが、あちらのスーパーでは1ガロン(約3.78リットル)で3ドル程度のものである。フロリダがハリケーン被害にあったために柑橘類の価格が上がったのは記憶に新しいのだが、いつまでたっても価格が下がらないような気がするのは僕だけだろうか。

オレンジ・ジュースは原産国の方が低価格なのは仕方ない。でもコーヒーはどうなんだろう。スラウェシとかスマトラってインドネシアが原産国なので、直輸入できれば日本の方が安くて済むはずなんだけれどな。値上がりなんかしたら飲めなくなるじゃないか。

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