田端信太郎(NHN Japan) × 岩瀬大輔(ライフネット生命保険) セミナーに参加してきました
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紀伊国屋サザンシアターで行われたセミナー、”自分をメディア化すると仕事はもっとうまくいく!”に参加してきました。
田端氏の「MEDIA MAKERS」という書籍の出版記念セミナーでした。
最初の40分ほどは田端氏から、メディアは今後どう変わっていくのかという内容の講演をされて、のこりの1時間で田端氏と岩瀬氏の対談でした。個人をメディア化していくことで世界が変わっていくという趣旨でしたが、どうメディア化していったのか、メディア化していくためのポイントなどを話されていました。
内容も面白かったですが、お2人のキャラクターが一番面白かったです。
お2人が並んでいると、私にはだんだんと弁慶と義経に見えてきました。
(お2人とも迫力満点なのですが、迫力のタイプが違うのです)
まず、田端さん、なんというか、ワイルドです。顔も声も体の大きさも、資料の作り方もワイルド。
そして、ものすごく早口でした。声も大きく通るので聞きとりやすいのですが、とにかく早い早い早い。頭の回転を速くするために、早口で話した方がいいと教えてもらったことがあるのですが、田端さんの場合は脳の回転に口がついていかない、という感じです。大胆にざっくり本質をとらえていく、という風に見えました。聞き手に理解してもらうために、そう見せているのかもしれません。
印象的だったのは、会場からの質問に対し、岩瀬さんは会場全体を見渡しながら回答されているのに対し、田端さんは質問者に対してずっと目を合せて回答されていたこと。キャラクターの違いが表れていました。
そして岩瀬さん、頭の先から足の先までエリートという感じでした。座り方、マイクの持ち方、頬杖の仕方、ジャケットの直し方、もうすみからすみまで隙なし。開成→東大→ハーバードという岩瀬さんの経歴を知らなくても、どんな人種がみても、あの人はエリートだなって分かると思います。
会場からの質問に対する返しがもう早いこと。会場から「採用でうまく使いたい」という質問が出れば、「明日から~なコンテンツを投稿し続けたら必ず興味を持っている人が集まるようになる」と、間髪いれずに具体的なアイデアを出します。
次に「みんながメディア化したら、結局個性がなくなり、メディア化する意味がないんじゃないか?」という質問がきたら、「まずはやってみてから言いましょうよ」と一言でバッサリ。オォ、ばっさり切っちゃうんだと思っていたら、数十秒後にマイクをもう一回持って、「たしかに、個人のメディア化が増えてくると埋もれがちになる。埋もれてしまうのではないかという問題意識は非常にいい視点。埋もれてしまわないようにどうするかを考えるべきですね」と再度拾われてました。
お二人とも、もうとにかく回転が早い早い。ついていくので精一杯です。
内容に関しては、また別の日に書きます。面白かったです。
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