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iPhoneユーザー、Androidのホーム画面に戸惑う

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ガジェット好きなのに、妻(=私)のAndroid端末にはまったく興味を示さなかったバリバリのiPhoneユーザー、だんながひょっこりAndroid端末を買いました。

Android 2.3搭載ウォークマン「NW-Z1000」です。これ、乱暴に言うと、iPod touchのAndroid版です。なんか、やりたいことがこれでしかできないんだそうです(うちのソニー製Blu-rayレコーダーで録画したコンテンツを転送して持ち歩いてるらしい)。

「マリコ駆ける!」の大里さんもですが、何かしら明確な目的がないとiPhoneユーザーがAndroidに食指を伸ばすことはなさそうです。

んで、だんなに感想をきいてみたところ、それほどけちょんけちょんではありませんでしたが、面白かったのはホーム画面の概念の違いでかなり戸惑ったっぽいこと。ここで嫌になるiPhoneユーザーも多いかもしれないと思います。

ホーム画面というのは、スマートフォンを起動し(てロックを解除し)たときに表示される画面のことで、ここによく使うアプリとかを並べておくというのは両方に(Windows Phoneも)共通しています。だからこそ微妙な違いに戸惑うようです。

だんなに、iPhoneとAndroidのホーム画面の違いをまとめてもらったので紹介します。
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■ホーム画面のページ数

iPhoneは、最初は1枚しかなく、インストールしたアプリが増えると右方向にページが増えるのに、Androidでは最初から5枚ページがあって、真ん中がホーム(homeボタンで戻る場所)。カラのページを用意する意味はあるんだろうか、6枚以上には増やせないんだろうか(妻注:ツールを使わないと増やせません)。

■Androidのホーム画面にあるのはエイリアス

iPhoneでは、インストールしたアプリは直接ホーム画面に実体として配置されるもので、もちろんコピーは作れない。ホーム画面でアプリを削除したらそれがすなわちアンインストールになる。

これに対し、Androidはホーム画面にあるのはエイリアス(ショートカット)で、ホーム画面と別にアプリ一覧画面がある。これはすごく変(妻:私もこの考え方にはいまだに慣れません)。ダウンロードしたアプリが一旦この一覧に入って、それをホーム画面にエイリアスとしてコピーするという手間がなぜ必要なのか。しかも、エイリアスは幾つでも作れてしまうので、最初は複数のページに同じアプリのエイリアスをコピーしてしまった。

■ウィジェットの本体はどこに?

ホーム画面に最初からあるウィジェット、場所をとるし使わないから消したいけど、アプリ一覧に本体がないみたいなので、削除したら永遠に消えちゃうかもと思って消せなかった(その後エイリアスであることが分かったので削除)。

■Androidのホーム画面のいいところ

アプリもウィジェットも、グリッド上の任意の場所に置けるのはいい(iPhoneはきっちり左上からつめて配置する)。(妻:言われてみれば、壁紙の絵柄をよけて配置してる人とかいますよね。iPhoneではそれができないです。)
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ほかに嫌なところはある? ときいたところ、元わが上司の松尾さんと同様、フリックの反応が全然だめとのこと。ほかも1つ1つは小さいことでもUIの細やかさの違いで疲れるようです。

でもま、目的は達成できているので、そこそこかわいがっているようです。

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