Kinectを使ったインタラクティブテレビCMの可能性
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を紹介する動画が「Bing Video」に掲載されています(YouTubeじゃないので貼り方が分かりませんー)。NUI(Natural User Interface)を使った広告なので「NUad」。Microsoftの広告チームの公式ブログによると、今開催中のカンヌ国際広告祭(昔「広告批評」のこの特集号は買ってたなぁ)で、デモしたそうです。
見ていただくのが早いのですが、例えばコーラのCM中に視聴者がそのCMをいいなと思ったらKinectを利用して(テレビに「Xbox」と話しかけて、表示された画面にジェスチャーでTwitterを起動し、ボタンを(ジェスチャーで)押すことで)「このCMをチェック!」というツイートができる、というようなものです。Microsoftと仲良しなFacebookの「いいね!」ももちろんできます。あと、ドラマの出演者の人気投票をやったりとか。
音声でテレビを消したりするのは便利かもと思いますが、映像で見るとリモートでカーソルをボタンに合わせるのとか(上の画像。カーソルがふわふわしちゃう)が結構大変そう。黎明期の技術の無理やりな活用っぽく見えますが、でもキネクトにはいろんな可能性があるんだろうな、と思える一例だと思います。
普及しないだろうなぁと思っていたテレビの視聴者参加も結構普通に使われるようになったし(NHKで朝やっている「あさイチ」という主婦向け番組では、数分で1万以上の投票があったりします)、NUadも使いやすくなったら普及するかも。もちろん使うたびに個人情報がCMを流した会社に送られるんでしょうね。
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