若者限定のSecond Life？　アニメ絵のGaia

　今ものすごい勢いで子供や若者が集まってきているとうたっている「Gaia」。GigaOMにかなり分かりやすい解説がありました。Second Lifeのようにアバターで歩き回り、MySpaceのように作品を投稿するんですが、まずその絵が日本のアニメっぽいのにちょっと驚きます。かなりジャパニメーションの影響を受けているようです。

　このイラストだけで、Second Lifeに勝ってるな、と思う。これなら日本人も違和感なく参加できます。

　システムはだいたいSecond Lifeと同じで、アバターを作ってサインアップし、友だちを作ったり、仮想通貨でモノを買ったり、イラスト作品を投稿したり、ゲームに参加したりします。作品投稿やゲーム参加のたびにゴールドがもらえるのもミソ。

　新入りの誘導が上手で、最初からカード番号を入力させたりせずに、400ゴールドをくれ、説明を読んでいくだけで少しずつゴールドが追加されてきます。途中でかわいいおねいさんのモイラが「あなた新入り？　もっとかっこいい服着ようよ。おねえさんがいろいろ教えてあ・げ・る」と言ってきます。1つステップを進むたびにモイラちゃんが褒めてくれて、次にやるべきことを教えてくれます。1日1回だけタダで何かもらえる（だから毎日アクセスしたくなる）というのもうまいです。

　出資者の中にはRed Hatや先日Microsoftに買収されたTellmeもバックアップしたやり手VCのBenchmark Capitalがついてます。GigOMによると、2007年現在1日当たり30万回ログインされ、同時参加ユーザー数は平均6万4000。そのうちITmedia本体でご紹介するときが来そうです。

　でも新入りが女子だったら、指導者はやさしそうなお兄さんにすればいいのに、と思った澤でした。