オバマ広島訪問の美学、広島マツダのIoT美学
オバマさんは 広島に行って 子供が手を振る、多くの市民が歓迎(WELCOME)という看板で喜んでくれる・・・・
広島空港への行き帰りに 感激したんだってぇ? (原爆記念公園訪問の話です)
それってとってもアメリカ人には不思議な信じられない光景だったみたい・・・・
いやいや、キャロライン・ケネディ大使らがしっかり準備した結果らしいよ・・・
つまり・・・・
オバマさんが 黙とうしている時・・・・多くの広島市民、日本人は・・「心の中で泣いている、本当は謝罪している・・」って
思ってたんだってさ・・・それも 無意識に・・・・
これはまるで勧進帳のシーン・・・・以心伝心、阿吽の呼吸、武士の情けだよ
<出所 AP >
アメリカでも評価されてるよ・・だってヒラリー・クリントンさんが あっという間に民主党擁立候補に必要な票を取ったじゃん。
もしクリントンさんが大統領になれば、オバマ広島訪問は歴史の分岐点だって 後々この歌舞伎の演出は高く評価されるかもよ・・・
米国オバマ大統領の広島訪問は大成功であり、日本人にもアメリカ人にも大きな感銘を与えたという見方が支配的です。その秘密は日本的な「以心伝心、阿吽の呼吸」更に「武士の情け」の美学だったと言う見方が米国から出ているそうです。キャロライン・ケネディ大使らが徹底して調査した結果に基づいてオバマ広島訪問は実現しましたが、それにしても「契約や条約を重んじる明確な表現の米国文化」と「肝心なことは何も言わない・・・以心伝心の日本文化」との見事な融合でした。
こういった日米の文化的違いの融合をIoTでも実現できないかと言う見方をしている人々がいます。筆者の属するナレッジマネジメント学会の品質管理を研究している人々は「マツダのエンジン制御」がこれだろうと言っています。以心伝心の代わりに日本のモノつくりが強い「極める暗黙知」(現場、現物、現実の三現主義)をAIとデータで支援して、高品質の車制御ソフトウエアを完成しようと言う試みです。(確かに米国のソフトウエアはバグだらけなので面白い試みかもしれません)
IoTは既存のハードウエア部品とオープンソースなどのソフトウエアの寄せ集めでサービスを作り上げますから、日本的なすり合わせ要素や高い品質管理の現場暗黙知には出番がありません。それをマツダは中核部品たる車の制御ソフトウエアに適用しようとしているというわけです。当然、オープンクローズ戦略の中で制御系ソフトウエアは門外不出となります。そうすればIoTの米国文化と現場の擦り合わせ暗黙知に依拠する日本型モノつくり文化が融合し、競争力が出るというシナリオですね。
新しい資本主義が登場し始めた中、デジタル技術=ソフトウエアが世界を食べ始める中、グローバルな文化融合をどうするか、政治においてもIoTにおいても問われています。
★★ Why Japanese may see Obama's Hiroshima visit as an apology anyway