IoTを加速するのはAIかVRか
オキュラスリフトの予約が開始されています ちょっと高くて セカンドライフの二の舞が心配ですが・・・
でもねえ IoTの世界ではサービス支配論理と言って ソフトウエアがモノ作りの中心、世界を動かす中心になります・・・
例えばボルボの自動車作り・・・・・プロトタイプは 全てソフトウエアの世界
これ マイクロソフトの ホロレンズです・・・・ 一体いつの間に @@
フランスのダッソー(ミラージュ戦闘機で有名)はもっとすごいですよ・・・・
工場の設計も製品設計もVRやAR マーケティングなどホログラムで 実施です・・・
モノ作りがソフトウエアのイメージの後からついてきます。
凄いサービス支配論理ですね・・・・
<出所 ダッソーシステムズ>
2014年にアメリカズカップで勝ったオラクルのヨットは ダッソーのVRでデザインされています・・・
<出所 オラクル >
以下ダッソーシステムズの様々な動画です・・・
Dassault Systèmes LIVES
BMW augmented reality
ボルボの動画です・・・
Volvo Cars & Microsoft Hololens
■ モノ支配論理からサービス支配論理への移行
メーカーの世界にIoTが広がっています。一方消費者(生活者)の世界では、ウエアラブルが現状不発に終わっている為、スマートフォンからの移行の盛り上がりが今一つかけています。さてIoTの特徴はハードウエア偏重の「モノ支配論理」からの脱却、ソフトウエアがサービスを作り出す「サービス支配論理」への移行と言われています。
■ 第二段階に入った情報革命を意味するインダストリー4.0やIoT
2度目の産業革命時に日本で言われた工場における改善運動や手の中の技(わざ、暗黙知)からアルゴリズムを主体とするソフトウエアエンジニアがモノづくりの中心となる時代がやってきました。B2Bの領域や企業主体でコンピューターが使われたインダストリー3.0を経て、消費者主体で多様なコンピューター(パソコン、スマフォ、ウエアラブル、スマートテレビ)やネットワーク(インターネット)が使われ、それが大きくビジネス産業領域にも影響を与え始めたインダストリー4.0への移行です。
■ AIかVRか
さてIoT の構成要素としてAIに関しては既にその重要性が述べられており、英国のグーグル子会社が作り出したAIソフトが囲碁のプロ棋士に勝ったと伝えられています。
しかしIoTの世界で最近注目されているのは、VR(バーチャルリアリティ)ソフトの重要性です。嘗て仮想社会サービスのセカンドライフが一世を風靡しました。そして今ではオキュラスリフトやホロレンズ、グーグルのGOOGLE CUPBORDなどが注目されています。
これは明らかに消費財、遊びの領域です。
ではIoTの世界で何故VRがAIを凌駕するほど注目を集めているのでしょうか?特に産業インターネットなど消費者ではなくメーカー主導の世界で注目を集めています。
■ VRがもたらすIoTの凄さ
既にフランスのダッソー(ミラージュ戦闘機で有名)やスエーデンのボルボなどは、工場のデザインや稼働のシミュレーション(その後工場の建設と稼働)、プロダクトのデザインやシミュレーション、マーケティングの実施(ホログラムなどの利用)などをVR更にはARで実施しています。CADとVRを組み合わせている訳ですね。3Dプリンテイングによるモノ作りはCADが主体ですが、そのシミュレーションなどではVRによる仮想社会サービスが活用されています。特に自動車や航空機メーカーでは欧米で次第に普及が始まっています。
映画作りなどでも脚本家のイメージをまるでプロトタイプのように絵コンテからVRストーリーで表現するショートフィルム作りも始まっています。(オキュラススタジオの立ち上げ)グーグルグラスがぽしゃってもVRのシナリオで勢いはむしろ加速しています。
インダストリー4.0は情報革命の第二段階ですから、VRにおけるゲーム等、多少ちゃらちゃらした消費者の活用状況が産業インターネットに大きな影響を与え始めているのに注目です。
★★人工知能が囲碁のプロ棋士に初勝利、グーグル・ディープマインドのプログラム
★★ さらば現実!VRヘッドセット『オキュラスリフト(Oculus Rift)』がすごそう