人工知能(AI)は悪魔、人類の大きな脅威とイーロン・マスクさん・・・
マスクさーん、駄目ですよ ハロイーンの悪魔衣装着ないと・・・AIは悪魔論に迫力が出ないじゃん!!
実際はもっとラフな格好で登場ですが・・・・
<出所:デイリーメイル>
ハロイーンで流行っている悪魔衣装の数々・・・・
10月後半はハロイーンの祭りです・・・
<出所:http://www.cosplaybest.com/halloween >
<出所:http://www.dailymail.co.uk/>
'Building intelligent machines is like summoning the demon': Elon Musk warns AI is mankind's bigges
イーロン・マスクさんと言えば、南アフリカの出身、ペイパルやテスラモータース、スペースXの創業者であり、映画「アイアンマン」のモデルとして有名です。弾丸列車のハイパーループを提案するなど、米国では発明王、故スティーブ・ジョブズさんの後継者の一人とも言われています。
そのマスクさんがとんでもない発言をしてCNN放送なども取り上げ、アメリカ中大騒ぎです。
■ MITのAeroAstra Centennial Symposiumでの出来事
MITに招かれたマスクさんですが、人工知能(AI)について質問され、「下手をすれば核兵器以上の人類の脅威となる」と発言しています。「人類はとんでもない悪魔を呼びだしている」とも。これから出て来るAIはしっかりコントロールしないと「2001年宇宙の旅のHAL(宇宙飛行士に反抗したコンピューター)など子犬に見える」(程怖い事が起こる)、といった調子です。それもハロイーンで米国がお祭り気分になっているときだったので騒ぎがますます広がりました。(マスクさん、わざとやったな・・^^)
■ 米国で盛り上がるAI議論と実践
日本でもソーシャルニュースがAIによるアルゴリズムでの記事のピックアップを行っていますが、米国ではフェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOが先日、北京でAIについて講演する、グーグルが企業買収をするなど実装を狙った様々な動きがあります。またドラマではCBS製作の「パーソンオブインテレストー犯罪予知ユニットー」が第四シーズンに入るなど政府によるビッグデータの活用(プリズム、ノーザンライト、サマリタン、全てドラマの中のAIの仕組み)が大人気です。またIOTを支えるネット技術は、AIの基本処理をインターネット側で実施する為、殆ど必須の要素になっています。マスク氏自身はスペースXとテスラモータースでAI技術を活用しています。
そうした中でのマスク氏の「AIは悪魔」発言でした。だからこれは面白いと注目された訳です。
■ 何故AIに神と悪魔を投影するのか
さてここからが進化心理学、脳科学の話ですが、ドラマ「パーソンオブインテレストー犯罪予知ユニットー」の中では「主人公が開発した、神として登場するAI=ノーザンライト(俗称マシン)」とライバル企業が政府に売り付けた「悪魔のAI=サマリタン」が登場します。
IOTの流れでも明らかですが、人はスマート機器を「擬人化して考える欲求」を持っています。進化系の心理学、脳科学、人類学などは「人類は適者生存の中で周りのモノを全て擬人化する脳のデザインを獲得した」のだろうと考えています。
「神は人を自らに似せて作りたもうた」のではなく「人は自らに似せて神と悪魔を作った」と言う訳です。
だからIOTの標準化団体のオールシーンアライアンスがスマートマシンをソーシャルロボットと考えても不思議は無く、イーロン・マスクさんが人の邪悪さをスマート機器やコンピューターに投影しても自然だと言う訳です。
どうやらこれが種明かしですが、面白いですね。
One-on-One with Elon Musk - MIT AeroAstro Centennial Symposium
YouTube: One-on-One with Elon Musk - MIT AeroAstro Centennial Symposium
★A Comment About Artificial Intelligence Left Elon Musk Frozen On Stage