ホワッツアップの勢いが止まらない!!月次参加者数4.3億人、LINEや微信(ウイーチャット)、スナップチャトをモノともせず
メッセージアプリのホワッツアップの成長が止まりません。2013年12月に4億人の月次ユーザー数は2014年には4.3億人に増加しています。たった1ヶ月で3千万人増えました。月次参加者数の成長数3千万人と言うのはスナップチャットの予想実質月次参加者数と同じ数字です。(ちなみにツイッターの月次参加者数は2.3億人。)毎日500億のメッセージがやり取りされています。社員数はたった50人、25人がエンジニアです。残り25人の内、20人が他言語のカストマー・サポートだそうです。
やはりスマート革命(モノのインターネット)を背景にしたポストフェイスブック時代のメッセージアプリのトップ企業、ソーシャルメディアの主役企業に躍り出る可能性が高いです。
「広告はやらない」「ゲームも売らない」「流行の消えるメセージや写真には手を出さない」と言うクレドウ(社是)の下、ひたすら年間0.99ドル課金と言うシンプルなサービスに固執するホワッツアップは政変で揺れるウクライナ出身のコウムさん(CEO Jan Koum)が率いています。ソビエト時代のウクライナは広告もなく、電話は盗聴されるので両親はあまり使っていませんでした。その経験が個人情報は(広告などの為に)決して集めないと言う原風景であり、それが情報監視社会の米国(ビッグデータにバックアップされたビッグブラザー社会と言う負の側面が目立つ)などで監視を嫌う若者に支持されている理由のようです。米国CBSの大人気ドラマ「パーソンオブインテレスト」などビッグブラザー社会と言う監視社会の怖さを見ているとフェイスブックなどが嫌になり、プライベートなメッセージアプリに若者が流れるのも仕方ない気がしますね。
CEOのコウムさん
<出所:テッククランチ>
<出所:BGR>