ビジュアルWebの時代が来た！！

» 2013/11/21

　スマート革命が進んでスマートフォンやタブレット、ウエアラブルやスマートカーが幅を利かす時代になれば、室内に閉じこもったパソコンの「オタク型ネット文化」から「・・・ながら型ネット文化」へのシフトが加速します。

そのようなトレンドを背景に「ビジュアルWebの時代が来た」と言う見方があります。面白いのでこれを取り上げます。

ビジュアルWebとは「写真」や「短い動画」などで物語を表現するソーシャルなサービスを意味します。一昔前はフェイスブックなどがアルバムの役割を果たしていました。しかし画面の小さなスマートデバイスの時代、更に「町を歩きながら・・・通勤をしながら・・・ショッピングをしながら」の時代になってメッセージサービスのバリエーションである「写真メッセージ」のインスタグラムやスナップチャト、バイン、Pinterestその隣のホワッツアップ、ＬＩＮＥなどが注目されています。

フェイスブックが若者離れなどからの没落を防ぐためインスタグラムを10億ドルで買収したり、1日4億枚の写真が送られるスナップチャットを30億ドルで買収しようとして失敗したのもフェイスブックのアルバムの役割がビジュアルWeb時代に台頭するメッセージサービスに食われ始めたからだと指摘されています。

中でもスナップチャットが時代にマッチした理由をブログ「Why Snapchat Is The Perfect App At The Perfect Time」は以下のように指摘しています。

１、1枚の写真で物語を語れる「ながら時代」の自己表現にマッチ

２、フェイスブックの持っていたプライバシー幻想が崩れた為

　トランスペアレンシーとプライベートなやり取り保護の混同と不透明さ、またプリズムに代表される政府機関への情報提供などです。

３、メッセージアプリの台頭の波

1枚の写真、更には1枚のスタンプが自己の物語を語る「ビジュアルWebの時代」が当分続きそうです。

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自分撮り＝Selfieが自由に活躍できる自動消滅型のスナップチャット！！