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フェースブックの起死回生策となるかインスタグラムの消えるメッセージアプリ進出の噂!!

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消える写真メッセージのスナップチャットに仕掛けた30億ドルの買収提案を袖にされたと報道されているフェイスブックです。(フェイスブック自体はノーコメント、グーグルやテンセントがそれぞれ40億ドルの買収提案したと言う噂もあります)

ギガオム(テックブログ)の記事によれば、フェイスブックはインスタグラムから自動消滅型の機能を持たせたメッセージアプリを立ち上げると書いてあります。

 

既に恐竜であることをCEOのザッカーバーグさんが認め、米国における若者離れも公然と認めたフェイスブックですが、古いSNSサービスの漸進的衰退と新しいサービスや事業への乗り換えによる会社の勝ち残りは全く別の話です。アナログ写真の衰退と共に米国コダックは消えました。一方日本の富士フィルムはビジネス業態を変えて生き残っています。

 

参加者数が2億人を超し、若者が支持するインスタグラムの消えるメッセージアプリ進出、LINE型のプライベートアプリ進出は、利にかなっています。例えばカカオトークはカカオストーリーと言う公開型写真メッセージアプリを持っています。ツイッターも上場後の成長戦略の一つにプライベートメッセージや自動消滅メッセージを検討していると言われています。

 

インスタグラムの自動消滅アプリ進出が実施されれば、フェースブックの起死回生策となるでしょうか?それとも清盛入道に可愛がられた源氏、源三位頼政の老いの一徹による平家打倒の旗揚げでしょうか?

 

 何を考える?インスタグラムのCEOであるケビン・シストラムさん

最早、フェイスブックの主役!!

Kevin Systrom Instagram Roadmap 2013

 

 <出所:ギガオム>

 

★★What is Instagram’s next big thing? Messaging, perhaps

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ミクシィ・フェイスブックが消える日  

 

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