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テレビのデジタル化がドライビングフォースとなり、全ての情報メディアが一旦、収縮する時代の羅針盤

メッセージアプリとホトトギスの鳴かせ方、スナップチャットがフェイスブックの30億ドルの買収提案を拒否、10億ドルのインスタグラムはフェイスブックに安売りし過ぎたのか?

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最近のフェイスブックの講演は主語が「フェイスブックは」では無く「フェイスブックとインスタグラムは」と言ったトーンで、既にポストSNS時代(パソコン時代生まれの古いフェイスブック等が衰え、スマート革命に相応しいメッセージアプリに交代する時代)を見据えた姿勢が目立ちます。

 

ウオールストリートジャーナル紙には自動消滅アプリのスナップチャット(約1億人が参加と言う見方があります)がフェイスブックからの30億ドルの買収要請を断り(断るのは2度目だそうです)、また中国テンセントからも20ドルー40億ドルの買収要請も袖にしたようだと言った記事が載っています。

 

そうなると10億ドルでフェイスブックに身売りをしたインスタグラムは「安売りをし過ぎた」と言う見方が強まっています。最低でもインスタグラムは50ドル、高く見積もれば150億ドルの価値があるとの指摘も出ています。理由は参加者の大多数が稼げる米国の若者だからです。

 

フェイスブックが第3四半期決算で米国の若者のフェイスブック離れを公然と認めて以来、投資家層のメッセージアプリを見る目が変わり、スナップチャットやホワッツアップなどの企業価値が上がっています。

 

 うーん、安売りしたのかなあ・・と後悔するインスタグラム、シストラムさん、「売ってしまえ、ホトトギス・・だったかなあ・・」・と言った表情

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 <出所:ビジネスインサイダー>

一方2014年までにもっと値段が上がる、「鳴くまで待とうホトトギス・・・」と余裕のスナップチャット経営者、スピーゲルさん

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 <出所:WSJ>

★★Industry People Are Whispering That Kevin Systrom Blew It Selling Instagram For $1 Billion

★★スナップチャット、フェイスブックの30億ドル買収提案を拒否

  書籍リンク

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