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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

納品物はコンテナ

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高橋さんの「コンピュータ史上、最高の発表(だと思う)」のエントリを読んで、というより正確には、そのコンテナの写真を拝見しまして、はるか昔の納品物を思い出しました。その昔、自分は、石油探しやら地質探査のような仕事をする会社に所属していて、測量関係のソフトの開発やナビゲーションシステムの開発、オペレーションなどを担当していました。地下構造を調べるというのは、地面に対して垂直方向の情報を得るわけですが、それが実際どこなのか、という情報も同時に必要で、いわば、水平方向の情報担当だったわけです。

開発だけ専門でやっていたわけではなく、実際、現場に行って作業もしました。船での仕事も多かったですが、いきなり出張で現場にたたきこまれて、朝4時出航で洋上作業というのはつらかったですね。

さて、コンテナに話を戻します。実は、ある海洋調査のシステム一式がやはりこのようなコンテナでして、荒波にもまれても大丈夫なように、すべての機器をボルトで固定して、ハード、ソフト、空調も含めて一式納品しました。で、検収は、洋上テスト。テスト航海に同行して、基本オペレーションをテストするとのこと。しかし、海はあいにくおおしけ。しかも、設計ミスで、オペレーター用イスのキャスターをはずすのを忘れていた!げっ、イスが飛んでくる!

途中でキャスターをはずしたものの、安定性の悪いイスに腰掛けてモニタを眺めていると、どんどん気分が悪くなっていきます。「ああ、システムは大丈夫だから、早く返しておくれ」

当時、現場ではこういう事態が日常的に予想されましたので、事前のテストは相当念入りにやったものです。

Comment(2)

コメント

とおる

藤井さん、トラバしていただいて、ありがとうございます。
 
藤井さん、なかなか面白そうなお仕事をされていたようですね。このブラックボックスは管理コンソールは内蔵されておらず、外部から管理しますので、コンテナの中でイスがぶっ飛ぶ事はなさそうです(笑)

とおるさん、コメントありがとうございます。
コメントを読んで思い出しましたが、この船用のコンテナも外部モニタをつけるようになっていて、それは、めいっぱいケーブルをはわして、ブリッジまでもっていくという原始的な方法でした。ちょうどあのころから徐々に船内LANが普及してきていたので、数年後に同じようなシステムを納品するとしたら、ネットワークを活用したポータブルなものにしていたでしょうね。
元のブラックボックスですが、最近の調査船は動くデータセンターと化しているようですから、そういう需要は十分あるのでしょうね。

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