省電力IT製品の証、ENERGY STAR® （エネルギースター）プログラム

省電力認証分野を先導するプログラムであるENERGY STAR®（エネルギースター）プログラムは省電力家電製品向けの国際基準です。このプログラムは、省電力化製品の国際基準であり1992年に米国環境保護庁（U.S. Environmental Protection Agency : EPA）と米国エネルギー省（U.S. Department of Energy: DoE）にて、省電力で動作する製品やその使用を通じて、電力消費と発電所から発生する温室効果ガスの削減を支援するために設立されました。

今日、認証プログラムは30を超えるカテゴリーに適用されています。当初、エネルギースタープログラムに適用されている製品は主にパソコン等のIT機器でしたが、のちに周辺機器や照明機器、家電製品、建物など他の製品にも拡大しています。これは任意のラベリングプログラムですが、アメリカ合衆国政府ではエネルギースター認証製品の採用を義務付けています。自主的にこのプログラムに申請し、認証を受けた企業は、エネルギースタープログラムロゴを製品に貼付できます。

エネルギースタープログラムは推進組織であるEPAとDoEにより改訂され、2011年以降、エネルギースターのロゴ申請企業は、EPA認定の認証機関（Certification Body: CB）での審査のために、試験を実施し、認定ラボに承認された試験報告書の提出が求められます。

環境保護意識の高まりに伴い、アメリカ合衆国政府がエネルギースター認証製品の採用を義務付けるようになっただけでなく、さらに家庭やビジネスの場でも環境保護と省電力化のエネルギースター認証済み製品の使用が広がっています。以来、アメリカ合衆国、オーストラリア、カナダ、日本、ニュージーランド、台湾、EU各国にて、このプログラムが採用されています。現在、多くの国際企業並びに国内外のメーカーは、製品を市場に出す前にエネルギースターのロゴ取得が必須であると考えています。

アリオンはこの度エネルギースタープログラムの認定ラボとしてEPAより認められました。アリオンではパソコンやテレビ、ディスプレイ製品等に関して、エネルギースター仕様への適合の証であるエネルギースタープログラムの提供が可能です。

エネルギースターに関する詳細な情報は、http://www.energystar.gov/　をご参照ください。

アリオンのエネルギースタープログラムまたはその他のサポートサービスについては、http://www.allion.co.jp/energystar.htmlをご参照ください。