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知りたいのは、他人の評価

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米国の調査会社、フォレスター・リサーチによるレポートで面白い結果が出ていました。人々がウェブサイトに求めているのは、「ユーザーの評価が分かる機能」とのこと:

User Ratings Top Consumers' Online Wish Lists (Research Recap)

ちなみにフォレスターの公式サイトでの紹介はこちら:

User Ratings Top Consumers' Online Wish Lists (Forrester Research)

家電製品、旅行、銀行、メディアの4分野のウェブサイトに関する調査。これらのウェブサイトについて、5,000人の消費者に対してアンケートを実施したところ、欲しい機能/コンテンツの1位は「ユーザーによる評価/レビュー」(回答者全体の64%)だったとのこと。以下、Research Recap の記事に掲載されていたグラフを転載します:

forrester-onlineusers

これを見ると、「クーポンなどの特別待遇」(61%)や「製品/価格比較機能」(59%)と同じぐらい「他人がどう思っているかを知る機能」が求められているのだということが分かりますね。一方、「サイトをパーソナライズしたり、プロフィールを登録する機能」(37%)や「自分自身のコンテンツをアップロードする機能」(23%)はそれほどニーズが大きくないという結果になっています。

これは米国での調査なので、日本の消費者の傾向はまた違ったものかもしれませんが。ただ自分を振り返ってみると、書店などで面白い本を見つけた時に、「これってアマゾンの読者レビューではどう評価されているのかな?」と気になってわざわざケータイで検索してしまう……ということがあります。そう考えると、どんな分野でも「他人はどう思っているのか知りたい」と感じる人が多くて当然かもしれません。

最近はオンラインショッピングのサイトはもとより、メディアのサイトなど様々なところでユーザー評価/レビュー機能を見かけるようになりました。しかしよく見てみると、なんだか内部の関係者が書き込んだような「お世辞コメント」ばかりだったり、機能はあるけどまったく使われていない、ということがあったりします。人々がウェブサイトを見る時、企業からの一方的な説明だけでなく、同時に自分たちの側にいる人々からの意見も同時に求めているのだとすれば、企業はもっと「(自分のサイトの中で)お客様に語ってもらうための努力」をしなければいけないのでしょうね。

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