南イタリア旅行記8: Amalfi Coastの段々畑
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ソレント駅前からSitaバスに乗って、アマルフィの町まで行く。道中は、アマルフィコーストという、風光明媚なことで有名な海岸線。私は三陸海岸を見たことがないが、こことよく似ているのだろうか。
自然の美しさとは裏腹に、急な斜面の段々畑には驚いた。1メートル幅の畑地を作るのに、1.5メートルの石垣が必要。何でこんなところにまで、と思うようなところにも、オレンジやレモンの木が並んで植えられている。ちょっとバランスを崩したら谷底へ転落しそう。
こんな急斜面にしがみつくような形で存在する畑をみて、ずっと昔に日本のテレビで観た、高千穂境の風景とその時のドラマのセリフを思い出した。「美しい自然が残っているということと、暮らしが貧しいというのは、隣りあわせなんですよ。」
今回で南イタリア旅行記はおしまい。少しでもお役に立てたら幸いです。
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