マイノリティーの学生を支援します: Rainier Scholars
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大統領候補者二人によるディベート第三回も無事終了。今夜は外交問題が中心ということだったが、そこは抜かりないお二人、経済問題にも教育問題についても、機会を見つけては触れていた。
よどみなく自分の主張を論ずるのも、リーダーたる立場の人にとっては重要なスキルなのだろう。でも、口が動く前に、まず手足、体を動かし始める人のほうに、私の関心は向く。
今日はじめて知った、Rainier Scholarsというシアトルの非営利団体。毎年60人のマイノリティー生徒を選び、小学校6年生から、大学を卒業するまでの11年間にわたり、学業面での様々なサポートを行っている団体だそうな。サポートを受ける生徒は、家族親類の中で初めて大学に進学する、という子がほとんどらしい。
国自体が抱える教育問題は、もっと多岐にわたり複雑かもしれない。Rainier Scholarの貢献度は、ほんの微々たるものかもしれない。でも、誰かが主体的にこんな組織を立ち上げ、運営しているのだ。
振り返って、今日も私は自分の手足を、体を、頭を、自分の目的に向かってちゃんと動かしただろうか?口だけが一人歩きしなかっただろうか?
ディベートとRainier Scholarsという組み合わせのおかげで、今日はこんなことを見直す機会に恵まれた。感謝。
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