決断に時間をかけることの効用
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若い頃は、次から次へと問題を処理していくのは、大変効率的な仕事の仕方だと、憧れを感じていた。
エコノミストのこちらの記事は、ちょっとそれに水をさす内容。何でも、短時間で決断するよりじっくりかけて決断するほうが、より倫理的な決断ができる、とかの調査結果もあるとか。
決して怠けることを奨励するわけではないけれど、そんなにあせらず、明日に回せるものは今日片付けず、明日に持ち越してもいいのでは。
確か、リンカーン大統領の伝記か何かで読んだエピソードを思い出した。彼は怒りあるいは反論の手紙は、書き上げた直後に送ることはせず、必ず机の引き出しに一日寝かせたという。一夜明けて冷静になってその手紙を読むと、結局出すには及ばないということがほとんどだったとか。
この記事が結んでいるように、私も、ファストフードのような思考に陥らないように気をつけよう。
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