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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

JETプログラムは事業仕分けでどうなったのだろう?

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お茶のお稽古では私よりもずっと先輩のLさん。20代前半の彼女はどんなきっかけでお茶を習い始めたのだろう?

そのLさんが、このたびJETプログラムで岡山に行くことになった。備前焼の窯元はもちろん、裏千家と関わりある禅寺も是非訪れてみたいと、それはうれしそう。今でも充分日本ファンのLさんだが、このプログラムを通じて日本に対する理解と愛着が一層深まるだろうと、大いに期待している。

実際、ワシントン州日米協会のメンバーには、JETプログラム参加経験者がたくさんいる。日本が好きで、帰国後も、何らかの形で日本と関わっていたいというのが、入会の理由だ。

JETプログラムが事業仕分けの対象になったのは、いつのことだったろう。その評価結果はどうなったのだろう?

もし日本の学生の英語力向上にあまり成果を上げていないというのが対象になった理由ならば、それは全くお門違いだと思う。世界各国で将来リーダーになるかもしれない若者のうち、一人でも多くが日本ファンになることこそ、このプログラムの目的なのだと、私は思う。JETプログラムは、外交上大変重要なプログラムだ、なんて言ったら、事業仕分けした人たちは笑うのだろうか?

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