京都と再会する前に読んだ本2:「京都料亭の味わい方」(村田吉弘著)
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京都へ行く前に読んだ本の2冊目。
料亭は飯屋。大人のアミューズメントパークという表現に惹かれた。
日本料理が世界中で注目を浴びるようになるという著者の指摘は本当に正しいと、シアトルにいても旅行してもひしひしと感じる。旦那の故郷、インドのムンバイでも、訪れる度に新しい日本料理屋を見かける。ノンバター、ノンクリームの日本食は、まさにヘルシー志向の潮流に乗っている。
ただ、いつどこで始まったのだろうか、日本食レストランといえば即お寿司というイメージが蔓延している。お寿司が決して嫌いなわけではないが、日本料理はもっと幅広く奥深いものだということを、どうやったらちゃんと伝わるのだろう?食という大変身近な角度から、日本の魅力を海外の人々に知ってもらうには、どうすればいいのだろう?
京都の飯屋さんで、何かヒントを得られればと思う。この本のおかげで、単に食べ物だけでなく、器から部屋のあしらいまで含めたトータルな場として日本料理屋さんを「体験」するつもり、です。
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