エアQ構想は実現するのだろうか?
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エコノミスト誌の最新号で、エアQ構想なるものがあることを知った。日本ではすでに今年の初めに発表されていたらしい。今年1月19日付けの西日本新聞の記事によると、
構想では、上海、北京、ソウルなどアジアの主要都市と九州各県の空港の間で小型ジェット機を運航。アジアからの旅行者は運賃を無料にして誘客を図る一方、九州での消費を促すため、事前に九州の地域通貨を購入してもらう。
三菱航空機(名古屋市)が開発中の国産初小型ジェット旅客機「MRJ」(約90人乗り)10機を使い、アジア11都市との間で1日計35往復運航すると、費用は年間約200億円かかるが、搭乗率75%で約3千億円の経済効果が見込めるという。
航空運賃がプリンターで、九州の地域通貨がインクカートリッジあるいは印刷用紙にたとえられるビジネスモデル。これはおもしろい。海外観光客を地方に直接引き込もうとするこのアイデア、実現するのか、興味津々だ。
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