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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

楽しかった!シアトルの高校生と日本語でおしゃべり

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先日出席したSushi Sake Festの会場で、ワシントン州日米協会のJapan in the Schoolsというプログラムのことを知った。

このプログラムには、高校生対象の『日本語クラス訪問』と、小学生対象の『ジャパン・イン・スーツケース』という2種類がある。日米協会のウェブサイトによると、その内容は以下のとおり。   

『日本語クラス訪問』~高校生対象プログラム~
ボランティア4人一組で日本語を学習している高校生のクラスを訪問します。 プログラムには『訪問のマナーと自己紹介』・『買い物の仕方』・『レストランの利用』の3種類があり、それぞれ生徒のレベルに合わせて一方を選びます。『訪問編』では、日本の家庭を訪問する際に必要な表現やマナーを学習します。『買い物編』では、物の数え方や金額の表し方、買い物に必要な表現を練習します。『レストラン編』では、レストランへの予約・行き方、注文の仕方などを練習します。ボランティアの方にはお手本を見せていただき、グループ練習の際の指導をして頂きます。この授業では最初に行う内容の説明以外英語は使いません。

『ジャパン・イン・スーツケース』~小学生対象プログラム~
日本語を話すボランティアと英語を話すボランティアが2人一組になって小学校を訪問し、スーツケースから取り出されるアイテム(ランドセルや教科書、通学帽、箸、写真など)を通して日本の小学生の日常生活を紹介します。また、日本の挨拶や数の数え方、簡単な漢字を教えます。授業は英語で行いますが、日本語パートの方には発音練習や挨拶の仕方のお手本を見せていただきます。英語が不慣れな方でも日本語パート担当者として参加していただけます。

昨日はオブザーバーとして初めて参加した。訪問したのはシアトル市内にあるカトリック系私学の男子校。日本でいうと中3から高3までの4学年で、生徒数400名という小規模な学校だ。1コマ目は日本語クラス1年の23名。まだ挨拶もたどたどしい。2コマ目は3年の7名。こちらはかなり語彙数も増えていて、漢字もいくつか読めるようになっている。

高校生というともっと擦れているのかと思ったが、生徒は至って真面目。知っている単語を使って一生懸命話しかけてくる。数ある外国語の中からあえて日本語を選んでくれた生徒たちにありがとうと言いたい気持ちになった。同時に、彼らの上達に少しでも役に立てたらと、このボランティア、ちょっと力を入れてみようと思い出した。

今週土曜日にはボランティア対象のワークショップがあるので、出てみよう。

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