"ウォルマート・マム"が大統領選の鍵をにぎる?
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ここ数日テレビやラジオのニュースで"Wal-Mart Mom"という言葉をやたらと耳にする。
Wal-Mart Mom = タイム誌の記事によると、”いわゆるサッカー・マムより年配の40代から50代の女性で、子供を大学にやり同時に自分たちの親の面倒を気にかけている世代。大学は出ておらず、エネルギー代の高騰、失業率の上昇、医療費の増大、それに住宅抵当の差し押さえなど、現在の経済問題を肌で感じている層とのこと。
共和党は、自身がWal-Mart MomのSarah Palinを副大統領候補にする事で、浮動票の多いこの層をある程度獲得するのに成功するだろうとかいうのがニュースの論点。同じタイム雑誌の記事によれば、この言葉の生みの親はCelinda Lakeという女性とのこと。彼女のバイオは、選挙専門のコンサルタント(特に女性候補のエキスパート)と紹介している。
サッカー・マムといい、今度のウォルマート・マムといい、ビジネスではなく選挙運動から生まれたことばなのですね。やっぱり、ターゲットマーケティングは米国の選挙戦から学ぶに限る、かしら。
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