オルタナティブ・ブログ > 佐川明美の「シアトルより愛を込めて」 >

元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

論語に学ぶ:その1

»

学而第一から公冶長第五まで一通り暗唱できるようになったかな?まだ全体の4分の一に過ぎず、道は遠いが、それなりに孔子とその弟子たちの関わり合い方を勝手に想像し、結構楽しんでいる。

初めの4分の一で、同じような意味が3度繰り返されているのに出会う。

人知らずして慍みず、亦た君子ならずや。(学而第一 1)
人の己を知らざるを患えず、人を知らざることを患う。(学而第一 16)
位無きを患えず、立つ所以を患う。己を知ること莫きを患えず、知らるべきことを為すを求む。(里仁第四 14)

私がこのブログを始めた理由の一つに、やはり多くの人に自分や会社のことを知ってもらえたらという願いがあることは否定し得ない。ブログを書く事自体、この教えに逆らうことになるのだろうか?知らるべきことを為していると思えばいいのだろうか?

(ちなみに読み下し文は、金谷治訳注 「論語」 (岩波文庫)に依ります。)

Comment(6)