クラウド(ソーシャル)ファンディング
少し前に、早稲田大学を中退された女子学生さんと共に話題になった
studygiftというサービスを覚えていらっしゃる方もいるかもしれません。
studygiftは学費に困っている学生をクラウド(ソーシャル)ファンディングで
助けたいという目的で有志で作られたものですが、学費に限らず、
モノを作りたい!社会貢献活動をしたい!ライブをしたい!
アート活動をしたい!など様々な目的をもった人が活動資金を得るための
手段として、現在、多くのクラウドファンディングサービスが提供されています。
Wikipediaに載っている総合系のサイトは以下の5サイトですが、
芸能人や、有名人などもこれらのサービスを利用して資金を集めていたりする。
※一部でチケット販売や、物販に近いものもあるが・・・。
- Talent Bank(タレントバンク) - ジャンル全般
- CAMPFIRE(キャンプファイヤー) - ジャンル全般
- READYFOR?(レディーフォー) - ジャンル全般
- motion gallery - ジャンル全般
- COUNTDOWN(カウントダウン) - ジャンル全般
元々、ギャザリング(共同購入)や、たのみこむ(2011年12月28日終了⇒撤回)の
ようなクラウドファンディングに似たような仕組みのサービスはありましたが、
クラウドファンディングサイトの特徴として、出資を受ける側と出す側の
コミュニケーションがfacebookやtwitterなどのソーシャルネットワークサービスの
お陰でとてもしやすくなったのではないかと思います。
良いプロジェクトが、インフルエンサーの目に留まれば、それを起点として、
あっという間に拡散して広がっていくというのは、とても今の時代に即していると思います。
クラウドファンディングの仕組みや現況について、この機会にまとめようと思いましたが、
以下の記事がとても、よくまとまっていたのでご紹介して、それに代えたいと思います。
クラウドファンディング徹底比較 - web R25
ちなみにこの記事が書かれたのは2012年4月、studygiftが炎上したのが5月。
記事でも触れられているCAMPFIREは、現在では累計400件以上のPJが投稿され、
現在でも50件近いPJが投資を受けつけている。
そんな中で私が注目したのが、このプロジェクト。
ありそうでなかった本格的な
こども向け写真教育プロジェクト「codograph」
今まで、無かったこと出来なかったことが、ソーシャルとクラウドの力で実現していく。
写真を、しかも一眼レフをこどもに教えるなんていうことは、フィルムの時代、
まだカメラがとても高価だった時代には考えられなかったことだ。
それがフィルムがデジタルになり、まだまだこどもには高いものの、
デジタル一眼レフの普及でこどもでも触れるような世の中になった今、
それが可能になってきた。
ピアノが「音」だとしたら、写真は「光」だ。
光を教えるということは世界を教えることだと私は思う。
そんなところに着眼した中村愛さんは素晴らしい。
残り2日で約8万円を集めるというのはハードルが高いかもしれないですが、
是非、頑張ってもらいたいものです。
私も1万円と僅かではありますが応援させていただいています。
皆さんも500円でも1000円でも良いのでご支援いただければと思います。
ありそうでなかった本格的なこども向け写真教育プロジェクト「codograph」
http://camp-fire.jp/projects/view/369