オルタナティブ・ブログ > 何でも日常のことから経営的に考えてみる >

普段見たり聞いたりすることにも経営的視点が入っていることが多いです。ときどき気づいたりしませんか? このブログでは、日常に潜む経営視点を考えてみます。ときには無理やりにでも……。

「四月なのに元気が出ない」という方への処方箋

»
新年度になり、桜も少しずつ咲き始めました。
今週末には、お花見を企画されている方も多いと思います。

そんな中、新しい職場で働き始めたという方もいるでしょう。
新人が入って来て、楽しい職場となっている方もいるのではないでしょうか。

しかし、中には、四月だからといって特に代わり映えもないという人もいるかと思います。

代わり映えのないメンバーと、代わり映えのない職場で、代わり映えのない仕事をしているときに、どのようにしてモチベーションアップをして行けばいいのでしょうか。

四月なのに元気が出ないという方に向けて、ワクワク感が出るような対応策を考えてみたいと思います。


ワクワク感が出る3つの方法

 1 仕事に対する視点を変える
 2 仕事仲間への視点を変える
 3 持ち物への視点を変える



1 仕事に対する視点を変える

 いつもいつも同じ仕事をしていて変化がないと思っていませんか。
 そんなときには、いつもしている仕事を"より早く、効率的に"する方法はないか考えてみましょう。

 スピードは、仕事仲間に驚きを与えます。

 仕事仲間の驚く顔を想像しながら、いつもの仕事がどれだけ早くなるかを考えてみませんか。


2 仕事仲間への視点を変える

 いつも一緒に働いている仕事仲間のいいところを1日に一つみつけてみましょう。

 特にあまり得意ではない人のことを注意深く観察してみましょう。
 どんな人でも"良いところ"は、必ずあります。

 見つけたら、その場ですぐに褒めてみましょう。

 「○○さん、お客さんに会ってすぐにお礼の手紙を手書きで書くなんてすごいですね」、
と。

 どんな些細な褒め言葉でも、本人にとっては嬉しいものです。
 特にこれまで得意でなく、避けていた人から褒められると嬉しさも倍増します。

 これをキッカケに仲良くなれるかもしれません。


3 持ち物への視点を変える

 いつも持っているカバンを変えてみましょう。
 気分がずいぶん変わってきます。

 仕事場へ持っていく持ち物を刷新すると、仕事にもハリが出てきます。

 カバンは高いから、なかなか買うのが難しいという方は、靴とかどうでしょう?

 それも難しいなら、ペンとかでもいいかもしれません。



 3つの方法を考えてみましたが、いずれの方法も"変化がなければ、自分で変化を作ってみよう"というものです。

 ワクワク感が出ない状態を受け身で変わることを望んでいても始まりません。

 人は自分で支配(コントロール)できないことに対して不満を持ちやすいものです。
 「元気がでない」ということは、自分の感情でしかありません。
 自分の感情であれば、自分自身で上手く変えられるはずです。

 今年こそ、といいますか、今年度こそは、自分の環境をコントロールして、元気を出してがんばってみませんか。
Comment(0)